「お前の手料理が食いたい」
戦争が終わってきたころデュオはヒルデのコロニーでジャンク屋をしながらのんびりと平和を満喫していた。
.....が
そこへ、突然ヒイロが尋ねてきたのだ。
そして
「結婚してくれ。」
......。何いってんだこいつは、
デュオは、玄関先でしばらくほうけてしまった。
これがデュオ一人聞いていたのなら、
何いってんだよ、俺、今忙しいからまた今度な
と、適当にごまかして追い払えるが、何せ今日はトロワがサ−カスでついでにこっちに遊びに来ていたのと
それと一番厄介な.....
「どういう意味なの、デュオ?」
ヒルデもその場で聞いてしまっていた。
実際のところヒイロとは何の.関係も....無いとはいえぬ関係なので
デュオは何とかこの場を誤魔化そうと
「はは、気のせい、気のせいだよヒルデ、それよりせっかくこ−やって集まったんだ。
せっかくだから世間話くらいしてけよ。」
と、いって、いままでの経過を忘れる努力をしつつヒイロを部屋の中に促していく
が、
差し伸べた手をヒイロは掴みとって
「デュオ」
と、一言いって見つめた(にらむとも言う)
「どうやら本気らしいな。」
と、トロワが部屋のソファから声を出す
「こういう時冷静に判断するなよー」
「デュオ知らなかったわ、あなたがホモだったなんて」
「だからちーがーうー」
否定するデュオを尻目にヒイロはデュオを引きずって
説得の末
本当に結婚してしまったとさ
めでたし、めでたし
(ちっともめでたくねーよっ!)デュオ談